ティレンダラ

バックパックと重い長靴をかつぎ、メルボルンから西に移動しティレンダラへ。ホストは引退した馬を引き取って面倒を見る牧場のオーナー。

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バスを乗り継ぎ6時間

主な仕事は引越しの荷造りでした。オーナーのロバートの話を聞くと、家の引き渡し4週間前なのに荷造りしていないどころか引越し先すら未定。ひえ〜。

驚きつつも、家探しに付き合って内見に行ったりして、いろいろな家を見るのは楽しかったです。家の引き渡し2週間前、住む家が決まったときには、3人で乾杯しました。

Easy goingここに極まれり。

 

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ロバートの家 700種のバラが植えられていた

以下滞在4週間で私が感じた驚き

・中身がカビたりんごを見つけ、クレームを入れスーパーから$50の商品券を貰った

・犬用の生肉がスーパーで売っており、それを食べさせていた

・花粉症がひどい

・ベッドが埃っぽくくしゃみが止まらない

・お気に入りのperfumeの白Tシャツを洗濯機で洗ったら茶色になった(洗濯ラインも汚いので干す作業でさらに汚れた)

・全然お風呂に入らない

 

クレーム

文化的にクレームは割と簡単に入れるみたいでした。悪いことは指摘しあってよくしていこうよっていう気持ちらしいです。スーパーの対応の手厚さには驚きました。

 

 

オーストラリアに住んでる犬は、だいたい毎日ビーチか広い敷地を走って、生肉を食べたりしていました。いいな、そういう暮らし。私のご飯は特に気にも止めていなかったのですが、ある日冷蔵庫をのぞくとほとんど賞味期限切れで、野菜も茶色くなっていました、、、。みんな同じもの食べるからいいっちゃいいのだが。

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夫妻と犬

花粉・ホコリ

埃にも動物の毛にも花粉にも強くないので辛かったです。特にベッドの埃と花粉は辛くて、寝るときはいつもマスクをしていました。とある日にマスクをして作業をしていたら「Tokyoだ!」って言われたけど、Tokyoだ!じゃないよ!

オーストラリアは割とどこの家でも埃っぽい傾向にある。掃除も洗濯も、細かいことは気にしない。

お風呂

お風呂に関してはオーストラリアはそもそも水不足の地域が多いので、地域によってはあまり入らないらしい。

牧場の仕事

毎日の餌と水やり。卵の回収が仕事でした。羊にかなり気に入られてしまい、しょっちゅう追いかけ回された記憶があります。ロバート曰く「お母さんだと思ってる」・・・そんなことある?

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牧場の愉快な仲間たち

 

食事

焼いた野菜と肉とマッシュポテト、それかパスタ、みたいな感じでした。毎日夕食後にアイスクリームを食べられて嬉しかった。私は1度だけ二人のためにお好み焼きを作ってみたことがあります。ものの見事に失敗したのに、気を利かせて頑張って食べてくれました。外国の人は本音しか言わないみたいな話、あれは嘘。

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オーストラリアの家庭料理

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みんながイメージする海外のやつ

  

 ロバートのコミュニケーション能力は異常で、突然「知り合いの知り合いのご両親と遊びに行って来なさい」と提案されたり、「あなた保守的だね」と言われたりした。日本からオーストラリアに行っても保守的と評価されるとは思いもしなかったけど、でも実際そうなんだろうなと思う。

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お隣の農場に間違って入ってしまい押し寄せる羊に呆然とする鶏

この鶏に非常にシンパシーを感じていた。なんだかよくわからないままに色んなことが押し寄せてくる感覚。でも、知り合いの知り合いのご両親と遊びに行ったり、知らないおじさん(ロバートの知り合いですらない)一人暮らしの家に泊まりに行ったり、よくわからないし、怖すぎませんか?知らない外国で。監禁とか、窃盗とかの目にあうのは本当に絶対に嫌!!!!

だけど、かなり色々迷ったものの、折角ワーホリに来てるんだしロバートのアドバイスに従って次のWWOOFはこの一人暮らしのおじさんの家でお世話になることにしました。あとは野となれ山となれ〜。

ということでタスマニアへGO。